金融業界のグローバル化

IT革命は世界的規模で進行するため、金融機関のグローバル化の進行は回避することが不可能です。金融業界におけるグローバル競争は引続き重要な戦略項目です。グローバル競争のためには、まず国内での競争力優位性をもっておく必要があり、そして国内で競争力のある要素をグローバル競争においても優位性を持てる水準に高めておき、これらを活用して海外地域において競合することとなるでしょう。1)国内での競争力。グローバル競争するためには、まずベースとなる母国における競争力が必要である。

金融機関は基本的に国内ビジネスが収益の大半を占めており、この国内での事業がうまく経営されていないと海外展開する余裕はなくなります。金融機関の顧客は、母国の企業、投資家が中心であり、これら顧客が海外展開する際、一般に海外進出することが多いようです。

また、母国での収益が海外進出時の資金源となっているケースが多く、さらに海外事業が母国の援助なしに自力で事業展開できる収益構造になっていない場合が多いため、国内収益が縮小した場合、海外事業も縮小することとなります。したがって、まず国内収益力、競争力のある経営内容にする必要があります。ただし、国内で競争力があることはグローバル競争の必要条件であり、十分条件ではないのです。

 

消費者金融の取り引き

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